コウモリの駆除方法
コウモリは住まいのちょっとした隙間から入り込みます

夕方に空を見上げると、ひらひらと羽を広げて飛び回るコウモリを見かけます。夜になると、群れを作って寝床へ移動します。寝床は森の中だけでなく、住宅の屋根裏や天井、換気扇のダクトの中に住み着くコウモリがいます。小さな体のために、住宅のあらゆる隙間数センチの空間があれば、中へ侵入することができます。瓦の隙間や床下に開いた穴から入り込み、屋根裏へ寝床を作ると、外敵から身を守ることができます。そのため一度住み着くと永住することがあり、しっかりと対処しないと住まいの傷みだけでなく、人的被害にまで発展することがあります。屋根裏に侵入したコウモリ駆除は早期に処置しておくことで、繰り返し侵入することを防ぐことができます。
コウモリ駆除は国の認可が必要です
コウモリ駆除に対応するグッズがさまざま販売しています。コウモリ撃退スプレーや超音波を出す装置で撃退することで、一度はコウモリが退散することがあります。しかし、長期に住み慣れた場所だと、落ち着いた頃にコウモリが戻ってくることがあります。コウモリは学習能力があり、繰り返し我流で対処をすると撃退効果が無くなってしまうことがあります。住まいに害のあるコウモリですが、コウモリ駆除は鳥獣保護法の対象のために勝手に駆除をすることはできません。駆除をしたり捕獲することは認可が必要です。また、コウモリは群れを作って行動するので、屋根裏には大量の糞尿で汚れ、ダニなどの害虫が発生します。住人だけでは手に負えない場合も多いため、国に認可された専門業者へコウモリ駆除を依頼しましょう。